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高校生専門の塾

高校生専門塾もある。地元密着型の塾で、個性的な展開をし、輝かしい実績に結びつけている例をひとつ挙げてみましょう。GYS(ジーワイエス)は、神奈川県大和市と海老名市に校舎を持つ、高校生専門塾です(一九九八年二月現在)。設立五年目に入りますが、徐々に地元の県立高校、私立高校の生徒から、厚い信頼を得てきています。始めたころは、高三生か十名程度。四年目にして、一学年が百名を超える規模まで成長しました。その信頼のほどは、この数字の伸びが示していましょう。このように伸長している理由の一つは、合格率でしょう。過去三期の卒業生の累積合格率は、四年制大学では八〇%、短期大学では100%といった高い率を誇っているのです。進学先もバリエーションに富んでいます。○国立大学……名古屋大学、新潟大学、山形大学など。○私立大学……慶応義塾大学、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、日本大学、専修大学、駒沢大学、東海大学、神奈川大学など。

私立高校の名声

スポーツで良い成績をあげ、私立高校の名声を高めるために、このような制度があるとしか思えない。スポーツの世界はフェアプレーをモットーとするはずなのに。野球も含めて、スポーツを行っている高校生を持ち上げる風潮が、正義の味方を装う新聞やテレビなどのマスコミによくある。しかし、スポーツ有名校には根性主義がはびこり、入学の時もスポーツ推薦のようなダーティな制度を活用している部分があるというのが実態である。考え方によっては、中学生の子どもを高校の宣伝媒体として扱っているわけで、最近言われだした「一芸に秀でた者を」というのとは、全く異質なものと言えよう。このような推薦は、子どもの学力低下に拍車をかけるに違いない。フェアでない制度を口の当たりにすると、何かやり切れない思いがするのは私だけではないだろう。

ヤマを張るときの力量

よく「ヤマを張る」といいますが、これは占いのようなもので要領しだい、実力とは無関係と思われがちです。しかし、ほんとうにヤマを張る場合は違います。もちろん、たまたま一回や二回ヤマが当たったというのなら、それは単なる運にすぎません。しかし、大した勉強もせず、ヤマを張ってまあまあの高レベルの点をこれからも取りつづけていきたいという場合は、勉強のほかに別の種類の実力が求められます。そこにヤマを張るときの力量が問われるのです。ヤマを張るということは、相手の分析と自己分析がともなわないといけません。たとえば試験範囲の中とか、勉強しておかなければならないことの中で、何がもっとも大切か、何が重要なカギか、そして自分の能力特性から考えて、どこの部分を勉強するのがいちばん点が取りやすいのかを見極める能力が必要です。そのためには、日ごろから教師の考え方や発想、さらに発言に注意を払う集中力も欠かせません。ヤマを張るという一見怪しげな行為の背景には、そうした努力が隠れています。そのなかで実力が培われるのです。だから、運試しのような形でヤマを張っても、満足のいく成果は期待できません。